震災から3年。

また今年も 2時46分に 裏山の神社で海を眺め
先に登っていた人達と 
黙祷をしました。

2014-03-11 008

海も空も とても青くて 
その青さが きょうは悲しい…

三鉄も 黙祷のためでしょう、海の前で停まっていました。
あの日、ズタズタに壊れたレールのところです。
2014-03-11 015

高い堤防もできつつあります。
2014-03-11 006

平地からは もう まったく海は見えなくなるわけです。
日々、進む工事です

堤防を高くすることで津波を防ぐ、逃げる時間をつくる… 
堤防が高く 海の様子がわからず 逃げ遅れる…

いろんな側面を持つと思うけれど、 

巨大な堤防を作らない選択をしたところを 羨ましくも思います。

こうしているうちにも
3年前に津波が押し寄せた時間を過ぎました。

3年経って
津波で家が流され 仮設住宅にいた叔父は
今は 新しい家にすんでいます。

安全な場所に土地を用意して、大工の腕でコツコツ作り
去年の秋に入居しました。

今の年齢、その先までを熟慮・考慮した 
おじ、自慢の木の家です。

そして、
痕跡もなく流された 叔母さんの家。

今も 一人で仮設住宅に住んでいますが
ようやく前の土地の嵩上げ、整地がおわり、
いよいよ建てることができる事になりました。

でも、被災した場所でまた暮らすことになるおばは
津波注意報、警報のたびに 避難するのです。

自然の巨大な力、動いている地球、
構築物 暮らしのありよう 

胸がザワザワする 3月です。

ところで、
おとーは 雪が降ると
神社へ登る階段の 雪かきをします。
2014-03-11 016

いつ、避難になるかわからないので、
自分や近所の人のためだものと言います。

きょう、その 乾いた部分を登りました。